プロジェクションVRシアターとは
会議システム連動 床面投影型 ライブ映像投影システム
PJVR-101
私たち株式会社クロスデバイスはidogaブランドでのVR技術開発を経て、新たな仮想空間を実現させるシステム（プロジェクションVRシアター PJVR-101）を開発いたしました。PJVR-101は、正面、左右、天面、床面の2～4面にVR映像を投影することが可能です。PJVR-101はHMD（ヘッドマウントディスプレイ）には無い迫力のVR映像を多くの人達と共有できるのでスポーツや音楽のパブリックビューイングとしても最適なVR体験システムです。
PJVR-101は、実際の部屋に投影された映像を利用して仮想現実を体験する技術です。具体的には、複数のプロジェクターを使用して、壁や天井、床などの部屋の構造に合わせた映像を投影し、視覚的な仮想空間を作り出します。
この技術は、ヘッドマウントディスプレイを使用する従来のVRと比べて、より自然な視覚体験を提供することができます。また、プロジェクションVRは、複数の人が同時に体験することができるため、グループでのコラボレーションやイベントなどにも活用されます。
PJVR-101は、映画館やテーマパークなどでも使用されており、リアルな体験を提供するための重要な技術として注目されています。
会議システムとも連動。8Kオーバーライブ配信でビジネスでも活用できるプロジェクションVRシアター
PJVR-101は、正面、左右、床面などの複数のスクリーンに迫力のVR映像を同期して映し出す映像システムです。遠隔リモート会議システムにも対応しているため、ライブ中継先とコミュニケーションを取りながらVR視聴ができます。
子どもたちにも大人気のアトラクション（PJVR-101）
このVR体験システムは、HMDを使わずに、正面、左右、床面など2～4面にVR映像を映し出し、多数の人々と一緒に体験できます。映像はスクリーンに投影されるため、VR酔いや視覚への負担が少なく、幅広い年齢層の方々に利用されています。このシステムは、スポーツ施設や音楽のパブリックビューイングなど、様々な場所で利用可能です。
この技術は、1台のカメラで360度の映像を撮影し、右の写真のように画面をスクリーンに分割して表示することで実現されます。当社では1台のカメラで撮影するため、それぞれの映像にズレが発生する心配がありません。
当社の専用大型スクリーンは、単焦点レンズプロジェクターを使用して映像を表示することができます。さらに、プロジェクターをブース内に格納することができるため、小さなスペースでもブースを設置することが可能です。
VR映像を大画面でライブ配信することができます
VR映像内には、映像上にオーバーレイされる映像やコミュニケーションツールが表示されます。
例えば、仮想空間内で人々と対話する場合、画面上に表示されるテキストチャットや音声通話機能を利用して、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。また、映像内に表示されるグラフや図表などの情報を共有することも可能です。これにより、遠隔地の人々とのコラボレーションやリモートミーティング、リモートトレーニングなど、様々な活動が実現できます。
さらに、VR映像内には立体的な環境やオブジェクトが表示されるため、参加者はまるで実際にその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。これにより、遠隔地からでも現地の状況をリアルタイムで体験し、意見や情報を共有することができます。
VR映像と共に双方向コミュニケーション可能
大画面スクリーンにVR映像をライブ配信することができます。配信されるVR映像内には、スーパーインポーズ技術を使用して、コミュニケーションツールや追加映像を重ねることができます。
具体的な例を挙げると、大画面スクリーン上で視聴者はVR映像を観賞すると同時に、映像内に表示されたコミュニケーションツールを使用して他の参加者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。このコミュニケーションツールには、テキストチャットや音声通話などの機能が含まれる場合があります。
VR映像内には追加の情報や映像を表示することも可能です。たとえば、特定の場所の地図や案内情報、グラフや図表などのデータを映像上にオーバーレイさせることができます。これにより、参加者は映像内で必要な情報を確認しながらコミュニケーションを行うことができます。
遠隔地のカメラで撮影したライブ映像をスーパーインポーズ可能なので、例えば中継先の全体映像を大画面で表示し、ワイプには現場のリポーターの顔を表示させて、現場の詳細な状況を中継するということも可能です。
このようなVR映像と双方向コミュニケーションが組み合わされたシステムは、異なる場所や文化を持つ人々とのコミュニケーションやコラボレーションを促進し、新たな体験や学びの場を提供することができます。
映像照射用の大型スクリーンは自立型なので天井からの吊り下げが不要です。また、電動自動伸縮タイプなのでブースの設営場所が限定されることがありません。
3～4面のスクリーンのうち一面のみ別の映像を投影することも可能です。
映像出典：MLB公式チャンネル
映像の中に映像をワイプのように挿入することも可能です。
映像出典：MLB公式チャンネル
プロジェクションVRシアターの8つのポイント
通常のVR映像と異なり、個人がヘッドマウントディスプレイを装着して楽しむのではなく、大型スクリーンに映し出して多くの人々とVR映像を共有することができます。
当社のプロジェクションVRは、展示会やイベントなどの短期間の利用だけでなく、施設などへの常設展示にも対応可能です。参加者や来場者がそれぞれヘッドマウントディスプレイを装着する必要がないため、スタッフのオペレーション負荷も軽減されます。
当社のシアターでは、360度あらゆる方向からの音を収録し、映像と同期した音声を多数のスピーカーから鳴らすことで、より臨場感のある立体音響空間を実現しています。この技術により、映像だけではなく、音の面でも没入感を高めることができます。
当社のプロジェクションVRは、会議システムと連動することが可能です。これにより、ライブ配信しながらVR映像の解説を行うことができ、中継先とのコミュニケーションもスムーズに進めることができます。
音楽ライブやスポーツの試合など、遠隔地で行われるライブ中継を、まるでその場にいるかのような臨場感で楽しめます。ライブ配信がない場合でも、事前に収録した映像を再生することができ、管理画面から簡単に操作できます。
当サービスは、年齢制限によりヘッドマウントディスプレイでの視聴ができない小さなお子様から、VR映像が見えづらくなったご年配の方まで、幅広い年齢層の方々に体験いただけます。特に小さなお子様には、非常に人気があります。
コントロールリモコンを利用することで、予め自分で設定しておいた映像の画角や、再生位置をスムーズに調整したり、再生の順序を簡単に変更したりすることも可能で大変便利です。
当社のプロジェクションVRシアターは、NTTドコモが開発したパノラマ超エンジンエンコーダーを採用しており、高精細かつ広角の16KVRライブ配信も可能です。（オプション）
プロジェクションVRシアター ビジネス活用例
プロジェクションVRシアターは最大4面投影可能
3面投影
正面、左右の3面スクリーン投影
4面投影
正面、左右の3面に加え、床面を含む4面投影
システム構成
通常、複数のプロジェクターを使用して、それぞれの壁面に別々のVR動画ソースを投影します。しかし、この方法では、物理的な映像のズレが生じる可能性があります。当社の開発チームが開発したプログラムを使用することで、映像のズレを動的に同期させることができます。これにより、シームレスでズレのない映像を投影することができます。
プロジェクションVRはVRライブ配信にも対応可能
当社のプロジェクションVRは、VOD映像だけでなく、遠隔地からのVR映像を5面スクリーンやドームスクリーンにリアルタイムでライブ配信することも可能です。詳細については、下記のお問い合わせ先までお気軽にお問い合わせください。
映像撮影～機材レンタル・システム構築まで
弊社では、360度VR映像の企画から撮影、ステッチ、編集、配信まで、一貫したサービスを提供しております。また、スマートフォンやPC、アクセスポイント（AP）などの機材の調達、システム構築、運営についても承っております。お気軽にお問い合わせください。
| 項目 | 機能 | 備考 |
|---|---|---|
| 映像入力 | ローカル8K動画ファイル再生 | |
| 8KLiveストリーミング再生 | ||
| 8KVODストリーミング再生 | ||
| 映像デコード | 各種フォーマット対応 | 詳細は次表マッピングモデルを参照 |
| レンダリング | マッピングモデル選択 | スフィア・平面・半球、キューブ |
| スフィア／キューブ | 正面映像出力 | 左右・床の2倍の幅で出力 |
| 左側面映像出力 | ||
| 右側面映像出力 | ||
| 床面映像出力 | ||
| 平面 | 映像出力 | 設定した通常アスペクト比で出力 |
| 半休 | 映像出力 | アスペクト比は１：１の出力。180度照射可能なプロジェクタ。 |
| 出力調整 | 正面幅2倍モード | スフィアで有効。投影面が正面だけ2倍の場合に使用してください。 |
| 歪み低減モード | 正面幅2倍モード時に設定可能。垂直方向のFOVを犠牲に、左右の出力信号とのつなぎ目の違和感を低減します。 | |
| 出力アスペクト調整 | スフィアで有効。投影面のアスペクト比に合わせることで、FOVを調整します。 | |
| FOV調整 | スフィアで有効。１つの投影面に表示する視野を設定します。※正面幅2倍モード時の正面FOVは入力値の2倍になります。 | |
| 表示範囲変更 | スフィア・キューブで有効。面毎に表示する範囲を微調整する機能。 | |
| モデルの回転 | マッピングモデルの回転。ジョグダイヤルで可対応。平面は非対応。 | |
| 動画再生 | リピート再生 | |
| リストから選択 | 事前登録済コンテンツから選択して再生する機能。 |
| マッピングモデル項目 | 種類 | 内容 |
|---|---|---|
| 共通 | 映像コーデック | H264, H265 |
| 音声コーデック | AAC | |
| 最大解像度 | 最大：7680 x 4320 推奨：3840 x 2160 | |
| 最大ビットレート | 最大：100Mbps程度 | |
| 最大フレームレート | 最大：60fps 8Kの場合は30fps | |
| コンテナ | MP4 、HLS | |
| スフィア | フォーマット | エクイレクタングラー（正距離円筒） |
| 半球 | フォーマット | 180°魚眼（ドームマスター） |
| キューブ | フォーマット | キューブマップ |
| 平面 | フォーマット | 通常動画 |
| 半休 | 映像出力 | アスペクト比は１：１の出力を想定。180度照射可能なプロジェクタ前提。 |
| 出力調整 | 正面幅2倍モード | スフィアで有効。投影面が正面だけ2倍の場合に使用してください。 |
| 歪み低減モード | 正面幅2倍モード時に設定可能。垂直方向のFOVを犠牲に、左右の出力信号とのつなぎ目の違和感を低減します。 | |
| 出力アスペクト調整 | スフィアで有効。投影面のアスペクト比に合わせることで、FOVを調整します。 | |
| FOV調整 | スフィア有効。１つの投影面に表示する視野を設定します。※正面幅2倍モード時の正面FOVは入力値の2倍になります。 | |
| 表示範囲変更 | スフィア・キューブで有効。面毎に表示する範囲を微調整する機能。 | |
| モデルの回転 | マッピングモデルの回転。ジョグダイヤルで可対応。平面は非対応。 | |
| 動画再生 | リピート再生 | |
| リストから選択 | 事前登録しておいたコンテンツから選んで再生する機能。 |
| 物品 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| PC端末 | 「RTX 3060」相当の性能以上のGPUを搭載 | |
| HDMI変換機 | DisplayPort⇒HDMI変換 x 3 | 4K対応推奨 |
| 映像出力装置 | 環境に応じる。正面用、左、右、床の最大4出力。 |
※当社では、製品やサービスに関するお客様の問題や不具合の修正、更新やアップグレードの提供などを含む保守サポートを提供しております。詳しい内容につきましては、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
プロジェクションVRシアター概算費用
機材セット一式 通常VOD版 400万円～
オプション ライブ配信機能 200万円～
*VODとは録画された映像コンテンツを再生する事です
*ライブ配信とは録画せずに撮影しながら配信する事です
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株式会社クロスデバイスは、広告制作業界で培った独自のノウハウと最新のテクノロジーでVRソリューションを展開しています。過去の成功体験を基に、創造的で効果的なアプローチでお客様の狙いや目的を的確にユーザーにお伝えします。
当社はロシアの写真家チームによって制作されたVR空撮プロジェクト「AirPano」の正規代理店です。高解像度高精細の360°航空写真と360°ビデオの両方の撮影コンテンツに特化しており、驚異的な視覚体験を提供可能な企業です。
私たちは、VR関連商品をはじめ、世界の象徴的なランドマークのVR動画のライブラリを販売しています。また、VR/AR/MRの企画立案から撮影、システムアプリケーション開発、データ分析まで、ワンストップでプロデュースすることも可能です。